冬になると寒くてお家から出ることが億劫に感じることはありませんか。
しかも、冬になるとイクリスマスや年末年始などのイベントがあって、普段よりも食事が進んでしまうこともあると思います。
妊婦さんにとってはこの時期、体重管理に苦しむ人も多いようです。
後期に入る妊婦さんは特に注意してください。
中には、1ヶ月で3㎏も太ってしまう人もいらっしゃるそうです。
太り過ぎは難産の原因にもなりますし、産後体重を戻すことにも苦労します。
冬のイベントを楽しむためには、毎日の体重管理が重要になってきます。
ここでは手軽にできる体重管理方法としてウォーキングについてご紹介します。
妊婦さんが冬にウォーキングを始めるにあたって
妊婦さんのウォーキング
妊婦さんが手軽に出来る運動としてよくウォーキングが挙げられます。
実は、私も妊娠していたときは毎日ウォーキングを頑張っていました。
これまで運動の習慣がない方や運動が苦手な方にでも比較的始めやすい運動です。
妊娠中にウォーキングを行う場合は、必ず始める前に主治医のチェックを受けるようにして下さい。
特にウォーキング中、心拍数が140を超える場合には運動中や運動後も医師がチェックする必要がありますので、自己判断はしないでください。
私は、お腹が張りやすい体質らしく、妊婦のとき主治医から自宅安静を言われていましたが、体重管理のために毎日のウォーキングは許可されているので、安心して行いましたよ。
ウォーキングの方法
ウォーキングの時間は、これまで運動をしてきてない方であれば15分間からスタートしましょう。
慣れて来たら朝30分、夕方30分、1日2回、合計1時間できるのが理想的です。
速度は、1分間に電柱2本分進む速度がいいと言われています。
毎日行えればいいのですが、無理は禁物です。
体調に合わせて30分を週に3~4回でも十分な運動量と言えます。
また、買い物などもダラダラ歩かず、正しい姿勢で止まらずに歩くことをオススメします。
ウォーキングの正しい歩き方と姿勢
妊娠さんがウォーキングをすると、顎が前に出て反り腰の姿勢になりがちです。
意識して仙骨が立った状態の姿勢をキープするように心がけましょう。
ポイントは鼻の頭→みぞおち→恥骨のラインが一直線になるように立つことです。
さらに、腕は後ろに引き、25m先を見つめながら背筋を伸ばして歩きます。
足は、つまさきで蹴り上げ、かかとで着地をするようにしましょう。
また、10分~15分ごとに水分を補給することが大切です。
妊婦さんの冬場でのウォーキング方法
冬のウォーキングで気をつけること
冬場でのウォーキングで注意することは暗くなる前にウォーキングを終えることです。
暗くなると、足元が見づらくなってしまって、転ぶ原因にも繋がります。
くれぐれも雪が降った日や氷が張っているような場合は無理しないようにしてください。
なので、日中~16時の明るい時間帯に行ったほうがよいでしょう。
さらに冬は、寒さ対策をしっかり行った服装を選んでください。
首元、手首、足首をしっかり覆っている服装がベストです。
例えば、首もとはハイネックのインナーやネックウォーマーなどの小物を活用するなど工夫するとよいでしょう。
暖かいインナーの上には、裏起毛・裏ボアのトレーナもしくはパーカーを着用するなどしてください。
ボトムスは、保温機能のレギンスや産後も穿けるヨガパンツなども取り入れるとよいです。
保温性のあるソックスを使用すれば足元の冷え対策には効果抜群です。
マタニティ用のソックスには、着圧タイプのものとゆったりタイプのものがあります。
ご自分の好みや状態に合わせて使い分けて履くようにしましょう。
ただし、厚着をしすぎると、汗がかきやすくなり、身体を冷やす原因となりますので注意してください。
また、「マタニティ期間のためだけに、ウェアを用意するのはもったいない」と思う方もいると思います。
普段着ている服で身体を冷やさず、お腹まわりを締め付けないもので工夫するでも問題ありません。
ところで妊娠のウォーキングはいつから大丈夫?
妊娠初期はつわりなどに悩まされている方も多いので、一般的に合併症がなく、流産早産の恐れがない場合、妊娠12週ごろから始めるのが良いと考えられています。
また、いきなり長時間ウォーキングするのではなく、短い時間から始めることをオススメします。
臨月になって、いきなりウォーキングを始めるのではなく、少しずつ習慣化し、臨月を迎える頃には1時間以上歩けることがベストであると考えます。
ウォーキングの最中に、体調を崩す可能性もありますので、もしもに備えて携帯電話、健康保険証、母子手帳、診察カードなどを携帯するようにしましょう。
最後に
ウォーキングは季節を直接感じられるのがいいところです。
空気を肌で感じることから季節の移り変わりが感じられます。
周りの風景も移り変わって行くのがわかるので、私は携帯のカメラで写真を撮りながらウォーキングを楽しんでいます。
みなさんも楽しみながら体重管理を行っていきましょう。